JProjectではスローガンに体験 is King. Speed is King.を掲げています。
Mr．Jさんからのメッセージとして、
初期は特に行動の質より量を大切に！
机上の知識だけでは不十分、体験こそ成長させて、成功へのスピードが上がる
「体験する回数」「体験するまでの行動の速さ」
つまりスピードを常に意識と伝えてもらいました。
「そうは言っても質を大事にしないで行動しても意味ないんじゃ？」
「失敗を重ねるだけの努力って、無駄じゃない？」
そんな声が聞こえてきそうですよね。
私も行動しなきゃ成長できないことは理解できるので、動き始めるのですが、
結局こんなものやったうちに入らないよなとか、
あまりの質の低さに恥ずかしくなって、お蔵入りさせてしまい、
自分には才能がない…とやめてしまったことがありました。
『量が大事か質が大事か』
それはみんなが迷うところ…。
迷いがあるまま行動してもいい結果は得られません。
今回この記事では「質と量問題」に結論を出して、
あなたが迷いなく、成功への道を歩み出せるヒントになると思います。
ぜひ最後までご覧ください。
成功者は量の中にヒントを見つける──成長の最短ルートとは？
成功する人は、最初から質を求めてはいません。
彼らは、量を通して質を生み出す『質量転化の法則』を理解しています。
つまり、行動の『数』が一定のラインを超えたとき、
思考や感覚が自然と研ぎ澄まされ、
結果的に『質』が跳ね上がるという法則です。
行動の『数』が一定のラインを超えたとき、
思考や感覚が自然と研ぎ澄まされ、
結果的に『質』が跳ね上がるという法則
たった1回の完璧な試行では見えない改善点も、
繰り返しの中で体に染み込み、次第に精度が上がっていく。
この「数が質を生む」プロセスこそ、成長の最短ルートです。
反対に、“質”ばかりを意識して動きを止めてしまえば、
経験のデータが蓄積されず、
質を良くする方法がわからないまま永遠に同じ場所を
回り続けることになります。
たとえば、子どもの頃の縄跳びの二重跳び。
最初の1回は誰もが失敗します。
でも、繰り返していくうちに
縄を回す手の動きが速くなったり、
どれくらい飛べば２回回す縄を飛べるかの感覚がつかめたり…
繰り返し繰り返し引っかかっても諦めないで練習し続けていると、
ある日突然できるようになる。
これはまさに「量が質へと変わる」瞬間です。
料理も同じです。
最初はレシピとにらめっこして、
書かれている通りに作っていきますが、
何度も作るうちに目分量で調味料を入れても味が決まったり、
火加減の調整なんかも自然と身についてきます。
質は、量の先にしか表われないのです。
J Projectのスローガン
「体験 is King. Speed is King.」は、
まさにこの法則を体現したもの。
量をこなすことを恐れず、スピードを上げて体験を重ねる。
成功も失敗も両方の経験を蓄積する中で、
理想の成果を出すための自分なりの手法が
見えやすくなるということです。
成長が止まる理由は“脳の仕組み”にあった
では、なぜ私たちは「量が質を生む」と分かっているのに、
行動より“質”を優先してしまうのでしょうか？
その理由は、人の脳の特徴ホメオスタシスにあります。
脳は本来、変化を嫌う臓器です。
新しいことを始めるとき、
脳はとっさに「危険かもしれない」と判断し、
現状維持しようとする“セーフティーモード”に入ります。
このとき脳内では、
行動を止めさせるための信号が無意識に働き、
「もう少し準備してからにしよう」
「今日はまだやらなくていい」
という言い訳をつくり出します。
さらに厄介なのが、
私たちがよく陥る “思考の快楽ゾーン”。
実は、考えるだけでもドーパミン（快楽物質）が分泌されます。
つまり、
「計画を立てる」
「調べる」
「頭の中でシミュレーションする」
といった“行動前の活動”でも、
脳は小さな達成感を感じてしまうのです。
これが、「考えているだけなのに進んでいる気がする」という錯覚を生みます。
しかしこの状態にいる限り、現実は一歩も動きません。
質も改善しません。
考えるだけでは“経験のデータ”が蓄積されず、
あなたの技術や判断力は何ひとつ更新されないからです。
この状態をコンフォートゾーンにいると表現したりします。
現状維持は安心安全で居心地が良いと感じるのです。
新しいことに挑戦して、
自分が成長していけるところに身を置くことを
ラーニングゾーンと呼びます。
挑戦してできないことをできるようになっていくには
『不安』や『恐怖』や『恥ずかしさ』などがつきものなので
それらと向き合いながら、
あえて一歩踏み出す勇気が必要になります。
逆に言えば、怖い・不安・恥ずかしいと感じている状態は、
あなたがラーニングゾーンに足を踏み入れたサインなのです。
だからこそ、『不安』や『恐怖』や『恥ずかしさ』の渦に巻かれることなく、
自分が挑戦できた証であるこれらの感情を、
「成長の証」
「次のステージに進んでいるサイン」
と捉えることが大切です。
そしてその一歩を繰り返すうちに、
昨日まで怖かったことが今日の“普通”になり、
コンフォートゾーン自体が少しずつ広がっていきます。
完璧を目指して動けなかった私が、“速さ”で成長を掴んだ日
動画編集を学び始めた頃、
一回目の課題に取り組んだ私は
『完璧に仕上げてから提出したいタイプ』でした。
周りの受講生たちが早い人で3日で提出し、
フィードバックを受けているのをみて、
「私は講師に指摘されないくらい完璧に仕上げよう」と思っていました。
何度も修正を繰り返し、2週間をかけてようやく提出しました。
「これなら大丈夫」
「恥をかかないはず」
そう思って講師に提出しましたが、
返ってきた講師からのフィードバックは、
想像以上に“穴だらけ”でした。
カットの甘さ、テロップの位置、音声の調整…。
自分では気づいていなかった弱点を次々と指摘され、
当たり前ですが、実力差は歴然でした。
他の受講生の中には私が提出する頃には
３回目の提出だった人もいました。
思い切ってスピード感のある人の動画を見せてもらったら、
とても高いクオリティーに驚きました。
話を聞くと、始めの動画は私同様たくさん指摘をもらったこと、
講師と何度もやりとりして修正していくうちに
プロの視線がつかめてきたとのことでした。
それを聞いて、私ははっきり気づいたのです。
「いくら時間をかけても、独りで考えているだけでは成長しない」
ということに。
提出が早いほど、改善の回数が増える。
改善の回数が増えるほど、質が上がる。
そのシンプルすぎる事実を、私はそこで初めて“体験”として理解したのです。
恥ずかしさを恐れて、完璧を求めていたあの2週間。
けれど、思い切って指摘を受け入れ、修正を重ねたその後の数日は、
最初の2週間よりもはるかに実り多い時間でした。
２回目の課題からはスピードを大切に取り組みました。
結果は自分でも満足できるほどの作品を生み出すことができました。
質は、量とスピードの先に生まれる。
この体験は、私にこのことを教えてくれた瞬間でした。
「体験 is King. Speed is King.」
今回お伝えしてきたように、
“質を高めるためには、まず量をこなすこと”
そして
“量をこなすためには、スピードを優先すること”
これが成長の原則です。
完璧主義の私たちは、
つい「準備してから」「もっと上手くなってから」と考えてしまいがちです。
けれど、その思考の裏側には
“脳が変化を嫌う” という避けられない仕組みが働いており、
考えれば考えるほど行動は遅くなってしまいます。
ですが、あなたの成長をつくるのは
思考ではなく体験 です。
不安や恐怖、恥ずかしさを感じているなら、
それは間違いなく“ラーニングゾーンに足を踏み入れた証”です。
そこから一歩踏み出せた人だけが、自分の可能性を広げていけます。
完璧を目指して止まっていた2週間よりも、
勇気を出して提出し、指摘を受けて修正した数日間のほうが
何倍も濃い学びになった──
その体験は、あなたにもきっと共通する真理です。
J Projectが掲げる
「体験 is King. Speed is King.」
は、気合いや根性の話ではありません。
行動こそが質をつくり、スピードこそが成長曲線を押し上げるという
“成功の再現性の法則”なのです。
どうか今日からは、
「完璧にできるか」ではなく、
「まず一歩動けたか」 を大切にしてみてください。
その一歩は小さくても、
積み重ねれば、あなたの未来を大きく変えていきます。
そして気づいたときには、今のあなたが想像もできないほど、
軽やかに、速く、成長できる自分になっているはずです。
